トホホ

蒸し暑い。

お天気のようにスッキリしない気分。

ミニの修理は頓挫したまま。

天竺へありがたいお経をいただきにいったはずの父親は悟りどころか反省もなく、

相変わらず自分の正当性を主張するのみ。

このままではサビて土に返ってしまうミニ。

どうしたものか・・・・・・

R0012564_convert_20170710110309.jpg

「ん?ワイパーに何か・・・・」

「なになに、張り紙してすみません。勝手なお願いですがこの車を買い取らせていただけないでしょうか。」

メッセージの周りにトラックや重機の写真が・・・

「関係ないやん」

左下の吹き出しに目をやると・・・

メッセージ2_convert_20170710111709

エンジンのかからない車

動かない車

すごく古い車

野性味溢れるこの駐車場に凹んだミニ無理もないな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トホホ









スポンサーサイト

天災は覚えていてもやってくる。

いつものように、いつもの時間に仕事をするべく実家の細い道を入っていくと。

突然左から青い何かが・・

「ドッカ~ン」

父親の車だった。

よりによって今日はミニ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最悪!

雨も上がり久しぶりにミニに乗ってきたらこれである。

「後を観てバックせんか!」

「お前がそんなとこにおるのが悪いわ」

父親に車を駄目にされたのはこれが始めてではない。

巷が四駆ブームの頃大きな声では言えないが我家も四駆に乗っていた。



爽やかな日曜の朝♪鳥のさえずり♪



そのとき鳴り響く轟音!

外に出てみると、

車庫が大破していた。

子供達お気に入りの四駆は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オープンカーになっていた。

シャッターを開けきらずバックしたためキャリーごと屋根をむしり取ってしまった。

床には急発進したらしいタイヤ跡が黒々と・・・・・・・・

犯人は速やかに逃走。

四駆は廃車「とほほ」


しげしげと自分の車だけチェックしてこちらには目もくれず行こうとする。

「オイ!待てどこへいくんや!」

「俺か?俺はこれからありがたいお経をいただきに天塾まで行かなあかんのや」

ゴルフに行った。

遠ざかる青い車の後姿を見ながら怒りが少しづつ殺意に変わっていくのを感じていた。R0012570_convert_20170701101559.jpg


「あ~やっちゃいましたね。大したことないように見えてこういうのが一番やっかいなんですよ」

「やっかい・・・・・・・・・・・・・・・・ですか?」

「後のフェンダーもいってますし、よく見ると前のフェンダーも押してますね、

なによりドアがボディに入り込んじゃってますからボディをひっぱらないと・・・センターピラーも曲がってますし・・・・・・」



見積りが出た

214,874円

「オヤジ!」



AMC マタドール クーペ【AMC Matador Coupe】黄金銃を持つ男

Matador_Coupe_convert_20170526100708
朝天気予報を見ながら着替えていると、

歯ブラシを咥えたままのカミさんがやってきて・・・・・

「デロデロヘボンひんだよ」と言った。

「もぉ何? しゃべるか歯を磨くかどっちかにせえ」

しばらくしてタオルで顔を拭きながらまたやってきて・・・・

「ジェームズ・ボンド死んだって」


-2日前の朝であるー


「え~ショーンコネリー死んだの!」

「ううんロジャー・ムーア」

このとき知ったのだけど同世代でありながらカミさんにとってジェームズ・ボンドは“ロジャー・ムーア”らしい。

「ふふふ妻よ。ジェームズ・ボンドはショーン・コネリーだよ分かってないな。それに・・・・・・・」

「こう赤い車が回転しながらピュ~と川の向こう側へ飛んでいって♪」

「人の話聞け!だから007はジェーム・・・・・・・・・」

「飛行機に羽根付けてヒュ~て♪」

「車だろ飛行機に羽根付けてどうする(笑)」



ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビーに続いて三代目ジェームズ・ボンドを演じたロジャー・ムーア。

以外に7作品出演で一番多いボンド。

エッチでシリアスな初代と変わってコメディ色が強くなったので、

あまり好みではなかったけどそこは007ファン一様全部見ている私。

特に2番目“黄金銃を持つ男“では崇拝しているクリストファー・リー様が敵役で出演しているのもあって劇場まで足を運んだ覚えがある。

題名“黄金銃を持つ男”とはクリストファー・リー様演じる【殺し屋スカラマンガ】のことである。

つまり主役は金製のペンやらライターやらを素早く組み立てて銃を作り獲物を仕留めるリー様で、

肝心のボンドはあんまり印象に残らなかった。

シリーズの売り“ボンドカー”にいたってはボンドがディーラーのショールームから拝借したAMC ホーネット。

スカラマンガがこれまたAMC マタドール クーペ【なんで007でAMCなんだ?】

回転しながら川を跳び越すボンドの赤いホーネットよりも、

スカラマンガの乗るゴールドメタリックのマタドール クーペ。

格納庫でジェットエンジン付きの翼を取り付けてボンドの追跡を振り切って飛んで行く。

色が残念【黄金銃ってところに合わせたんだろうね】だけどこの頃のアメ車の中では結構好き♪

丸いライトに続くボンネットの峰、ヨコからの眺めは些か大味だけど○テールのシンプルな後姿。

当時のナスカーでトリコロールカラーに塗装されたマタドールはなかなかかっこいい。




「それでねボンドがワニの背中をピョンピョン飛んでさぁ・・・・・・・・・」

カミさんの話は続く・・・・・・・・



ロジャー・ムーアさんのご冥福をお祈りいたします。





























# アルファロメオSZ【AifaromeoSZ】奇妙奇天烈?

sz_convert_20170516094223.jpg
「こんどのプ○ウスPHVどう思う?」

「どうって?」



花粉の季節もやっと終わりマスクも花粉メガネもない自由をカレーパンをほうばりながら味わっていたコンビニ前・・・・・・
【花粉の時期は口の周りがベタベタになるものは食べた後マスクをしなけりゃいけないので禁じ手だった】

昼飯を買いに寄ったらしいMに声を掛けられた・・・・・・



「よう久しぶり♪元気?」

「おっMか?久しぶり」

「カレーパンか?お前相変わらすカレーパン好きやな中学のときカレーパンばっか食べとったもんな」

「これには聞くも涙 語るも涙、花粉症ならではの悲しい事情があるのよ」

「ふ~んようわからんが・・・・・・そうそうお前に合ったら聞こうと思とったことがあるんや」

「なんや?」

「今度のプ○ウスPHV松岡的にはどうよ?」

「どうって?」

「俺はデザインが奇想天外でいいと思うんや」

「奇想天外なぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そのあと買い換えたいとかタイプがどうとかを上の空で聞きながらMの言った一言“奇想天外”で頭に浮かんだのが・・・

SZだった・・・・・


薄いグリルに収まった6個のライト、分厚いバンパー、黒いピラーとルーフ、高いウエストライン、

スパッと切り落とされたお尻、、横一文字のテールランプ、スペアタイヤしか入らない潔いトランク・・・・・

奇妙奇天烈SZには褒め言葉。

演出された奇抜さとは別次元の決して美しさを失わないイタリアンデザイン。

この歳で今見ると・・・・・・

「いい♪」







「そんで色なんやけど・・・・・・・・・・・・・おい・・・・・・・・・・・俺の話聞いとる?」






「Mさぁ車SZにしたら♪」



Citroen 2cv【シトロエン2cv】えび煎とバーボンと2cv

2cv
「顔焼けとるな海に行ったか?」

「行ってません!花粉ですよ花粉!師匠知ってるでしょう私が花粉証だってこと?」

「知っとるあんまり顔が赤いので言ってみたまでじゃ(笑)」

「なんですか嬉しそうにこっちの身にもなってくださいよ」

「お前去年だったか花粉症治ったようなこと言っとったではないか?」

「去年は花粉の量が少なかったので早合点しただけです・・・・」

「ところで今日は?」

「おおそうそう、ドライブに行かんか?やっとタイヤを新調したぞ!それにオイル交換もしたぞ!」

「なんですかオイル交換ぐらいで大袈裟に」

「ばかたれ!今の車のようにフリクションが少ないエンジンにはあんまり影響はないが、
2CVのように古いエンジンにはオイルの良し悪しで滑らかさが麻から絹じゃお前もミニに乗っておるから分かっとるじゃろ」

「知ってますけど今は外に出たくないです。それに師匠の2CVは基本クラシックですもんね“ヴィヴァルディ、バッハ、モーツァルト”・・」

「ジャズ持って行ってもいいぞ」

「えっ!本当ですか?でも師匠ジャズ嫌いだって?」

「スタンダードナンバーは好きじゃ」

「やった!なんだか鼻が通ってきたみたいです♪オスカー・ピーターソン、ビル・エバンスもいいなワルツ・フォー・デビーいいね
ジュニア・マンスのラルフズ・ニュー・ブルースもいいねジョージ・ガーシュインのサマータイムここは明るくチャーリー・パカーで
・・・・・そうだ先週仕事でみよし市に行ったので帰りに刈谷パーキングエリアの“えびせんべいの里”に寄ってえび煎餅買ってきたんです持っていきますか?」

「エビ煎はバーボンのつまみじゃ、適度な塩味が甘味のあるバーボンに良く合う」

「水割りかなんかで?」

「あほ!水で割ってどうするバーボンはシガーの煙で割るんじゃただし安い酒に限るがな」

「そうでしたそうでした開けてない“アーリータイムズ”ありますよ?」

「ドライブに行くんじゃ!そういやサマータイムって曲好きじゃろ」

「大好きです!一時サマータイムばっか聞いてました」

「マヘリア・ジャクソンの”サマータイム”聞いたことあるか?」

「マヘリア・ジャクソンといえばゴスペルの女王ですよねゴスペルはあまり知らないです」

「検索してみろ」

「ええ~とマヘリア・ジャクソンのサマータイム・・・・・・・・・と」



【・・・・・・・・・・Sommetime I likel・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・】

二人曲を聴く




「・・・・・・・・・・・・・・・これいいですね」

「来るやろ」

「泣けます・・・・・・・」













「アーリータイムズ開けますか・・・・・・」

「そうやな」











プロフィール

松岡信男

Author:松岡信男

松岡信男イラストギャラリー

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR