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ジャガーE-タイプ【Jaguar E-type】流線の白昼夢

eタイプ
そのクルマは・・・


今から30年以上前二十歳からの10年間大須の会社に籍を置いていました。

従業員50人ほどの名古屋では中堅のインテリア会社で、

オリジナル商品も作っていたことからデザイン室もありそこにいたわけですが、

本社と倉庫それにショールームそれぞれが離れたところにあったため最初は連絡係りが仕事でした。

離れてといっても歩いて30分もあれば行って帰ってこられる距離。

雨はちょっと厄介だけどお天気が良ければいい息抜きになっていました。

途中に小さな“ラウンドアバウト”のような植え込みがあって一服するのが楽しみで。

その日も連絡を済まし一服しようと本社に向かっていると・・・・

誰かがこちらを向いて突っ立ていた。

「よう♪」

同期のMだった。

声をかけても反応がなく一点を見つめたまま固まっていた・・・

Mが見つめてたのはロータリーのカーブに合わせて何台かの自販機が丸く置かれている一角。


そこに・・・・いた。


ほとんど黒といってもいい影の部分・・・

陽の当たる優雅な長いボンネットは金色に輝いて・・・・

そしてその隣には・・・

山吹色の着物を着た年の頃30代前半とおぼしきとんでもない美人が立っていた。


大須では“お水”関係の方が多いようで夕方になると着物や煌びやかなドレスで出勤される姿をよく目にしました。

中には髭剃り痕も爽やかな美人も混じっていましたけど。


ほどなくジャガーはロータリーを1回り着物の裾をひるがえすように私達の横をすり抜けていきました。

明るいところで全体を見るとオリーブグリーンより明るい麹塵色でした。

ワインや黒だと野生の匂いもするEタイプですが、

落ち着いた色合いが優雅なラインをより引き立てているようでした・・・・


残念なことにその後クルマも彼女も見かけることはありませんでしたが、

そのシーンはいまでも目に焼きついています。




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