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オペル マンタ【Oper Manta】 マンタの教え

manta.jpg
「どうや?うまいやろ!」

師匠持参の“特製墨入りイカの塩辛”を肴にドブロクを煽る恒例の「休日前昼間っから二人きり大宴会」が始まった。

「この塩辛はだな・・・・」

塩辛のうんちくはもうすでに1時間を越えている。

「へぇ~」

適当に酔いもまわり生返事をしながら師匠が乗ってきた2代目デミオの細いテールランプを気もなく眺めていたら・・・・

「おまえのクルマ選びの基準はなんだ?」

趣味は多岐にわたり深く浅くその情報量は莫大で、

特にクルマのうんちくを語らせたら右に出る者がいないとまで言われた我が師匠。

でも不思議なもので師匠とクルマの話で盛り上がることがあまり無い。

「基準ですか?」

そろそろ胃に重いものを感じながら聞き返すと・・・

「中途半端のかっこよさが分かるか?」

「おまえドイツ車なら4メーカーどこがいい?」

「ポルシェでしょ!」

「青いな!オペルを選ぶべきだ」

「オペルですか?アストラとか?」

「マンタ!」

「マンタ?たしか当時フォードカプリの対抗馬ですよねカプリの方がいいな」

「色は何色がいい?」

「クルマが印象薄いのでここはばちっと黒ですね」

「薄いブルー♪」

「また中途半端ですね」

「クルマ好きならBMWやポルシェに目がいくところをVWでもなくオペルそれもクーペとはいえマイナーなマンタ、
色もこだわりの地味なライトブルー」

「クルマ趣味人気のある車種目立つ色を選ぶのは王道じゃが敢えてこれを外して楽しむのもクルマ趣味」

「それに世界に星の数ほど車あれど魚の名前がついているのはバラクーダとコルベットスティングレーとマンタぐらいだし」

「いささか地味なこの手のクルマにしれっと乗れれば一人前じゃ」

「・・・・・・」



「帰る!カミさんに迎えに来てもらう。車は明日取りに来る」

程なくして奥さんが迎えに来て師匠は助手席で子供のように手を振りながら帰っていった。


「王道を外すのも車趣味、地味なクルマをしれっと乗れれば一人前」

「深いなぁ~」





後日談/師匠の奥さんから聞いた話

師匠は昔ライトブルーのマンタに乗っていたそうで買ったあとも・・・・

「あ~黒にしとけばよかった~」

ずっと後悔していたそうです。


「師匠・・・・・・・・・・」





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No title

私はまだ青二才…

No title

私は洟垂れ小僧。
師匠はただ昔買ったマンタの色がずっと引っかかっているだけだと思いますが・・・

No title

あ~あ~、ライトブルーのマンタ、
心の傷になってますやんw。

白のミニでよかったっ!

No title

師匠はあれからクルマ意外でもブルーメタは駄目だそうです。

今までに
「あ~買わなきゃよかった・・・・・・・・・・・・・」
ってクルマありませんか?
試乗は勿論事前に全てを調べ現オーナーに話まで聞いて決めたクルマ。
納車されワクワクしながら運転してみたら・・・・・

「あれ?」

あの赤い・・・・・・あ~思い出した・・・・あ~~~
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