エンジンの話つづき

まだ加給器付エンジン【ターボやスーパーチャージャー】が登場する以前
DOHC(Double OverHead Camshaft)形式のエンジンは
それこそ
水戸ご老公の印籠
遠山の金さんの背中の桜吹雪のように車好きには抗い難い代物でした。
「えーい!皆の者頭が高い!この結晶塗装にDOHCの紋所が目に入らぬか!」
「ははー」である。
当時のレーシングカーと同じ仕組みのエンジンは憧れでした。
ところが今では・・・
DOHC、インジェクション、4バルブ、おまけにスーパーチャージャー、
大工の八っつぁんから果ては小間物屋のお千代坊までが
背中に桜吹雪彫って、腰には葵の紋入りの印籠をぶら下げてるありさま。
ありがたみもあったもんじゃない。
技術の進歩と言ってしまえばそれまでですが、ロマン無さすぎます。
そこで次の手がハイブリットじゃ
そりゃあ車好き居なくなりますよ。
もう話をするだけでワクワクして時間を忘れてしまうような車は出てこないのでしょうね。
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