アラン・プロスト

2月24日はF1ドライバーアラン・プロストの誕生日です。
日本ではアイルトン・セナの好敵手(地元フランスでは逆でしょうけど)。
プロフェッサーの異名でちょっとしつこいキャラクター演じてました。
当時セナの人気は絶大でセナプロ対決でもどちらかといえば、
悪役的存在でした。
猪突猛進タイプのナイジェル・マンセルを応援してたんですが・・・。
「鉄人28号よりフランケン・シュタイナー博士のブラックオックスだろ。
電磁エンドのキカイダーよりギロチン落しのハカイダーだって。
大鷲の健なんかよりコンドルのジョーいやいっそベルク・カッツェだろ。」と、言えなかった子供のころ。
どうも昔から悪者タイプに惹かれるものがありまして。
友達の手前口では鉄人を応援しながら
リモコン取られたらコロッと敵に寝返る鉄人がブラックオックスにボコボコにやられるのを
密かに心待ちしていたへそ曲がりでしたからプロストはこっそり応援してました。
好きで悪役やってた訳でもないでしょうけどキャラクターの違いで同じコメントを口にしても、
セナは無邪気こちらはワガママにとられてしまう何だか損な役周り。
ただ展開としては適役が強ければ強いほうが面白いわけで、
あれほどの成績を残したシューマッハがいま一つ印象に薄いのは、
がっぷり四つに組めるライバルの不在が大きかったのではなかろうか。
(ヒルじゃインパクトないし、ジャックは燃えるものが無いし、ハッキネンはどっか違うとこ見てるし)
その点セナは恵まれてました自由奔放なピケは現役だし、破天荒なマンセルは上り調子だし。
無駄の無いハンドル操作、タイヤをいたわるライン取り、
ここが勝負となればライバルを簡単に置き去りに出来るテクニック。
ボスキャラのプロストを倒さないかぎりチャンピオンは見えてきません。
ただ私には冷静で狡猾なプロストですがポディウムに立っているときも何だか寂しそうに見えて・・・・。
引退しTV解説をしていたプロストに向かって
「アラン君がいなくて寂しいよ」
セナがコックピットから最後のメッセージ。
いいライバルだっんだろうな。
なんでもシートを降りてからから6500人もの子供達をユーロディズニーに招待したとか。
「何だいいやつじゃん!」
そうなんですベルク・カッツェや阿修羅男爵が現役を退いたってそんなことしませんよ。
絶対。
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